相変わらずみんな朝が早い。

宿のおばちゃんとばいばいして。
元の大きな道に合流すべく昨日来た道を少し戻る。
細い脇道とはいえこの町のメインロード。
ぎっしりと地元感満載のお店が軒を連ねていて、早朝からたくさんの人でにぎわっている。
せっかくやし朝ごはんに何か食べながら寄り道しよう!!
ということで、何だか美味しそうな匂いのする場所で自転車を停車。

大きなナンみたいなパンを2元(約30円)でゲット!
焼き立てであつあつ!味は、ちょっとスパイスがきいておかずパンみたいな感じ。ボリュームも結構あって2人ではんぶんこしたけど食べ応えがあった。
お店の人とももちろん言葉は全く通じなかったけど、何だか仲良くなった😊これまではこういう屋台では、結構おばちゃま方が多かったけど、お手伝いなのか年が近めな感じやったことも印象的やった。
ついでに辺りも見学。


いつもの日常って感じでたくさんの人がやりとりしたりものを運んだりしてた。
多分まだほんの数十メートルしか進んでないので、再び出発🚲
進んでいくと、縫製作業をしている場面を目にすることが増えてきた。
今いる安徽省は、沿岸部から離れた内陸で、農村地帯ということもありかつては貧しい省だと言われていた。
その関係もあり縫製業が今でも盛んらしい。
自転車で旅をしながら身をもってその地域の特色やそれが環境や社会的背景と深く関わっているってことを知る。


そして、全面水浸しのアトラクション道路にも遭遇。笑
どうやっても水たまりの上を走るしかない🤣笑
覚悟を決めて。
両足をペダルからあげて
じゃーーーーーー🚲💦

距離が長すぎて失速。
途中で足をついたりペダルをこいだりして結局ぬれた😅笑
進むほどに、やっぱり縫製業がさかんやってことを実感。


町からどんどん離れてすーんごくのどかな景色が続く。



のんびり進んでいると、何やら人だかりを発見!
麻雀しとる!!!
せっかくやから本場の麻雀を見学させてもらうことに。

近くで見せてもらう。
麻雀は前にかずに教えてもらったからなんとなくはわかるはず!
そう思ったけど、、

…分からん。さっぱり分からん🤣笑
教えてくれたかずでさえ「全然ルール違う。分からん!」って言っとったからさらにびっくり。
同じ麻雀でも色々ちがうんやなぁ。

それにしても、建物もそんなになくてすごく田舎の町やのに麻雀台は自動式。牌が自動で並んで出てくるし、本物のお金が機械の中に吸い込まれていくし。
すごい。

横では、こっちも本物のお金をかけてトランプによる熱い戦いが行われてた。ギャラリーもたくさんいて大賑わい。

そして、実はこの場所は、たばこやさんみたいな小さな商店の中の一角で。このお店のおばちゃんがまた素敵な方やった。

言葉が全然通じなかったけど、寒いから飲みって熱々のポットからお湯をコップに入れて、わたしてくれた。
ジェスチャーと笑顔や表情で何となくやったけど楽しく会話して。しばらく休憩させていただいた。
お店には孫を連れた近所のおばあちゃんも来ていて、その人ともおしゃべり。ぷくぷくの服は見ててあったかそうでしかない!!うらやましい。笑

おばちゃん達と見えなくなるまで手を振り合ってお別れ。
また自転車をこぐ。
しばらく行くと宿松県に到着!
地図で見ても結構大きそうやったけど、やっぱり結構都会。
道いっぱいの大きな広告。こんなん見たことない!
食糧調達にスーパーへ!
入り口で荷物を全部預けないと入れへんくてちょっと、いや、結構面倒やった😓

さらにしばらく行くと、省が変わる看板が!
ここから先は、湖北省。
目指している武漢は、この湖北省の省都!
着実に進んでいるのを実感!


黄梅県の街中に到着。


相変わらずすごい積載技術。
そして、運転する度胸もすごい。笑
市場にも寄り道。




さぁ、今日の目的地梅川鎮まではあと40kmを切った!


のどかな景色の中を進んで、目的地、梅川鎮に到着!
雨が降り始める中、宿探し開始!!
早速見つけた宿に、値段交渉のため中へ入ったらびっくり😳!
めっちゃ人おる!!!!笑
入ってすぐの受付前のロビースペースで、立食パーティー!?みたいなのが行われとった!🤭
予想外の光景に思わず
「どの人が宿の人〜。」ってつい心の声がもれた。笑
分からんながらも1番に目が合ったおじさんに
「一泊いくらですか?」ってたずねてみた。
そしたら、上の階に行ってた宿のお姉さんを呼んでくれた。
値段交渉して、無事泊まれることに◎
手続きをしようと再び中に入ると、パーティー中の人たちが、ご飯食べにおいでってめちゃ誘ってくれた。
最初は冗談かと思ったけど、何回も誘ってくれて席まであけてくれ、宿のお姉さんも食べて食べてとお皿やお箸を準備してくれ…
もちろん、せっかくなので参加(^O^)!

机には家庭料理がずらり!
めっちゃ美味しそーーー!!!!!
もう一度温めてくれたり説明してくれたり。
さっきまで立食パーティーしていた人達は、しばらくすると上に上がっていった。牌を打つ音や盛り上がってる声が響いてきたから、どこかの部屋で麻雀を始めたっぽい。笑
他の家族の人たちに混ぜてもらって、
「いただきます!」
中学生の男の子と仲良くなって、翻訳アプリを使いながらいろいろおしゃべり。
なんと!!
「日本人を見たのは初めて」らしく、日本語を喋ってるムービーを撮りたいから、携帯に向かって何か喋ってって言われた🤣笑
ここの宿の人達にとっての記念すべき日本人第一号になれて光栄やった😊
家庭料理のあたたかさとお腹いっぱいでぐっすり寝れました💤
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