こころです!
2泊3日の新鑑真号での船旅のゴール地点。
この旅の本当の始まりの舞台でもある、上海!!ついに上陸!
(お昼頃)「まもなく到着です。」📣
みたいな放送があり、乗客やスタッフがみんな出口に集結。
船の外に出るとバスが止まっていて、、
そんなに遠くないけどリッチにもバス移動。

バスを降りるとすぐ入国カウンター。
私たちのチャリは、、、
「いた!!!!」
船から吊り下ろされていた自転車たちは、一足先に中国に入国していました🇨🇳
私たちも入国スタンプを押してもらい国内へ。
自転車につけていた荷物も無事でした。自転車から一旦その荷物達をおろし、
荷物の検査を済ませて再び積み込み、、、
建物の外へ。(出た!!と思ったら地下駐車場でした。笑)
地下駐車場を抜け、坂を上がり地上へ!


上海きたー!!!寒いー!!
ペダルを漕ぎ始めるとなんだか、
いよいよ始まるのかとしみじみ。
そして、わくわく。
元々自転車で日本を旅していたかずと違って、自転車旅歴は北海道の1ヶ月弱のみ。
どんな旅になるのかとか、自転車でまわれるのかとか、、、
正直色々不安もあったけど。
漕ぎ出してみるとわくわくが止まらない!!
そんな気持ちで、初めての上海の風景の中を走り抜ける。

あっと、ここで大切なことが…!
運転するにあたって重要な交通ルール!
中国の交通ルールの日本と大きく違うところは、主に3つ!
(これを知らないと即罰則!?)
1つ目は、車が右側、歩行者が左側通行!
そもそも車線が日本とは逆なのでびっくり。
逆走したらすぐ警察に捕まるらしい。
交通量が結構多いので逆走するのは中々至難の技な気もするけど…。
でも実際は、逆走してくる自転車やバイクも結構いて…前方注意!って感じ。
2つ目は、赤信号でも右折はOK。
歩行者や青信号側の通行を妨げなければ、赤信号でも右折は可能。
でも信号機によっては矢印に青と赤色が付いていて、→の時は→になるまで止まらないとダメ。色んな信号のタイプがあるからしっかり見て確認することが大切。
そして、自分が青で進んでいても強引に右折してくる車やトラックもいるので注意。
(みんなクラクションを鳴らせば通れると思いがち。特に交差点はクラクションの大嵐。笑)
3つ目は、車道と歩道以外に二輪車専用道路が存在すること。
ほとんどの道にこんな看板が!
(画像の真ん中の青い標識)

中国では、自転車や電動バイク、あらゆるゆっくり走る系の乗り物がたくさん!

だからほとんどどこの道にも車道と歩道の間に二輪車線用の道路がある!
(自転車で走るにはとてもありがたい!!!👏)
ただし、道によっては、二輪車専用道路が歩道の方にあがるときがあって、そぉゆうときは車道を走ってはいけない。逆に車道側を走らないといけないときも。これも間違えるとダメらしいので標識注意!
(基本的には見たらわかる標識がほとんど。だけど、中には見たことのない面白い標識もたくさんあったのでまた紹介したい!)
そんなこんなで日本と違う交通ルールに少し戸惑いながらも宿へ無事到着!
上海での宿は、
Shanghai Nanjing Road Youth Hostel (上海南京路青年旅舍)
というところ!
※フェリーで日本の領域の間に検索して決めました👏

フロントには、何となく日本語ができる人や英語ができる人も。
到着すると道まで出迎えてくれ、道にずらりと並ぶバイクの列に自転車を停車。
すると、
「自転車は外に停めていると夜に泥棒がもってくかも! だからこっちこっち!」
と屋内のエレベーターへ誘導される。
「え、これ、乗れる!??」
という狭さながら、スタッフの人は自信満々に
「大丈夫!!!!」(嘘やろ。笑)
色んな人が手伝ってくれ、
自転車を全力で引っ張って縦におこして…
ぎりぎりドアが閉まり、スタッフの人が駆け上がって上で待っていてくれて…
何とか3階のスタッフルームに置けました。(この後またすぐ自転車で出かけたので再びエレベーターパニック。自転車の出し入れだけで大騒動!最終日の出発時に下ろす時、やっと少し慣れました。笑)
部屋のかぎはカード式で、部屋には1人1つ大きめの鍵付きロッカーもあってすごく便利!
それぞれの部屋に入るまでに二重扉になっていて、1つ目の扉を開けると手洗い場とトイレとシャワーがそれぞれ2つ。
(廊下にも手洗い場やトイレが何個あるねん!とツッコムほどあって便利。)
さらにそこからもう一度カギをピッと扉の鍵にあてると自分のドミトリー部屋に入れる仕組み。
部屋には暖房もあるし、ベッドには小さな棚やコンセント、ライトもあってとにかく居心地がいい♩
2階には、キッチンと食べたりゆっくりしたりできるテーブルとイスも。
そして、その隣にはなぜかビリヤード台。笑

1階には、受付とフリースペースが。
ソファーやテーブル、イスがあって色んな人がご飯を食べたり喋ったりパソコンをカチカチしたり…
コンセントがあって充電もできるので、上海滞在中の2人の集合場所兼作業場所でした。


到着した1日目は、荷物を宿に置いて自転車で5キロほどのところにあるカメラ屋さんへ!

旧館の1階は、新品のカメラとレンズ。
新館はカメラ本体だけでなく、三脚やカメラバック、フィルター...ありとあらゆるメーカーのカメラ用品がぎっしり。

2階、3階、4階には、年季の入ったカメラやカメラ用品の数々。

掘り出しものとかレアなものが見つかりそうなわくわく感。



ビル2棟分が4階まであって、とにかく広い!!

夜は、かずのお父さんが以前中国で働いているときに仕事で一緒だった方とご飯へ。
宿の名前を伝えてもらっていたので、宿宛に電話をかけてきてくれ、
「夜ご飯に行きましょう!」と即決定。
約1時間ほどして、会社の友達を連れて迎えに来てくれました。
一緒にすぐ近くのお店へ。

「カンペーイ🍻(乾杯)」
以前に中国に来た時にも思ったけど、やっぱりすごくボリューミー!!
広いテーブルが料理で一気に埋め尽くされました。笑
どの料理も美味しすぎて…お箸が止まらない(笑)


上海の一帯では、紹興酒で香りをつけて炒め物として食べられているらしい。
味がしっかりついていて、ごま油との相性が絶妙!!

お肉はふわふわでとても柔らかくておいしい!

日本の枝豆は塩味が多いけど、上海のはタレが染み込んだ感じで甘い!

少しピリ辛だけどやみつきになる味。魚の身にも味が染み込んでいてふわふわ。
どれも本当に美味しすぎました!
ちなみに中国語のおいしいは、
『ハウチー!!(好吃)』
(これから先何回言うかなぁ笑)

そんなこんなで記念すべき第1カ国目、最初の上陸先。上海!
上海上陸物語は、めでたしめでたし…
おいしいご飯をお腹いっぱい食べて、暖かい部屋でぐっすり💤
…のはずが!!
帰りに立ち寄ったコンビニで現金が使えない事件発生。
中国のキャッシュレス化の波は想像以上!?
「…どうしよう。」
上海上陸物語 後編に続く。
2 Comments
いーーーなーーーーー!自転車旅欲がふつふつと。
何かと忙しないことも多い世の中です。どうかご無事で、軽やかな旅を。
海外といへど相変わらず自転車旅は出会いに彩られて楽しいものです。
これから向かって行く先の国際情勢等々、気になる事は多々ありますが。
ぬるぬるーっと楽しみながら過ごせたらなぁと!